西洋占星術とは・西洋占星術の起源

西洋占星術の起源は非常に古く、正確にはいつ頃から存在しらということはわかっていません。紀元前2000年頃のバビロニアではすでに「黄道12宮」という考えがありました。またエジプトでも古都テーベに近いデンデラー神殿の遺跡から、紀元前1700年頃の占星神話に基づいて制作したものと思われる「円形天文図」が発見されています。また占星術の発達は暦の成立と切り離して考えることができません。古代バビロニアの思想は人間の営みと星々の運行との間に存在する因果律を認めており、古代人にとって一定不変の秩序のもとに星を動かす神の意思を知ることがより良く生きる事でもありました。占星術とは運命の神秘と生命の変転に謎の探求を広げることにより気象天文学の領域を超えたのです。ただし古代の占星術は常に国家の運命や農耕の時期などを知る為に使われてきました。西洋占星術が個人の為に使われるようになったのはさらに後世のエジプトのアレキサンドリア期になってからになります。